玄関ドアに補助錠を付ける

そろそろ実家の引き戸の鍵も交換しないとね

どこの街にも一人はいるんじゃないだろうか。みんなから無条件に信頼を集めてしまう人。私の夫の父、つまり義父がそんな人である。いつもニコニコしていて、温厚で、人当たりのいい義父。私も初めて義父に会ったときの印象は、悪い印象なんて一切抱かなかった。一方で、夫の母、つまり義母ははっきりした顔立ちのせいか、他人に与える印象はあまりよくない。私も正直に白状すると、第一印象は「きつそうな人だなあ…」というものだった。義父母は田舎に住んでいるため、結婚してもそれほど交流はなさそうだけれど、それでも一生付き合っていかなくてはならない人たちである。義母の第一印象に、この先うまくやっていけるだろうか…と不安になった記憶がある。だけど実際は、義父が温厚なのももちろん、義母も実は感情の穏やかな人であることがわかった。よくよく付き合ってみないと人ってわからないなあと思う。

補助錠の取付

そんな義父母の家は夫と同い年で、夫同様あちこちにガタが来ている。田舎だから平和であるとはいえ、夫の実家は防犯面でも不安を抱えている。ドアにしても、昔ながらの擦りガラスの入った引き戸で、カギだって針金でスペアキーを作れるんじゃないかと思えるくらい、心許ない作りだ。義父母はセールスの人でも誰でも玄関に招き入れるので、もう少し用心してほしいと心配になる。

門扉・フェンス・目隠しフェンス/ディーズガーデン

そんなとき、ちょうど我が家の玄関のカギが壊れてしまったので交換することになった。私は夫に、「そろそろ実家の引き戸の鍵も交換しないとね」と提案してみた。ところが夫は、「まあ、自分たちで勝手にやるんじゃないの」とつれない返事だ。男の人ってどうして自分の親に対して冷たいんだろう。これってうちだけだろうか。我が家の息子たちもいつかこんな風に冷たくなってしまうのかしら…と心配になる。

ELM | セキュリティ製品

とにかく次に夫の両親と連絡することがあったら、カギの交換をそれとなく提案してみようかと思っている。

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