門扉のカギが壊れたので、門扉ごと交換する事にしました
我が家は東京23区の端っこも端っこの地域に建っています。最寄り駅は二つあるのですが、ともに徒歩だと20分はかかる距離にあり、正直なところ、「毎日の通学が不便だなぁ」と感じてしまうようなエリアです。
一応、最寄り駅の片方までには公共のバス路線が通っているのですが、それも「10分に一度」でしか通っておらず、僕の勝手な印象では「ここって本当に東京都?」と思うような不便さです。
更に言うならば、僕たちのようにずっとこの地域に住んでいる者であれば「仕方ないよね」と半分諦めて笑って流してしまうような不便さですが、きっと始めて訪れる人ならその辺鄙さにビックリするようなところなのです。
まぁ、この「不便さ」がどうやら環境の保全に繋がっている面もあるようで、僕の自宅付近の自然環境はとても豊かで、これも「本当に東京23区内?」と思ってしまいます。結局、この辺りの「便利さ」と「自然の豊かさ」は反比例する関係なのでしょう。
さて、このように僕が両親と住んでいる自宅は、東京でも端に位置してとても不便。そして自然がかなり残っているという特徴があり、雰囲気的にはどこか「のどか」です。そのため、空き巣などの犯罪もほとんど起こらない地域性だったのですが、つい先日、お隣に泥棒が入ってご主人さんともみ合いになる事件が発生しました。その際、二人は玄関の門扉の辺りでもみ合ったようなのですが、それでカギもろとも門に激突。隣のご主人さんは大怪我を負ってしまいました。
母がお隣のおばさんに聞いたところによれば、旦那さんはしばらく入院。そして、門扉のカギが壊れたので、門扉ごと交換する事にしたとのこと。「このノンビリとした地域にも、とうとうこういうことが発生するようになったのか」と、嘆いていた両親が印象的な事件でした。